瀬戸の島々64島をたった一隻で巡回診療している「済生丸(さいせいまる)」。日本で唯一の診療船です。
「海の病院」とも呼ばれるこの船には、レントゲン撮影や心電図検査など病院並みの多数の医療機能が備わっており、
お医者さんと一緒に日々島々を巡っています。
毎日のように走り回っても、ひとつの島には年1・2回しか行けません。
3代目となる今の「済生丸」の老朽化にともない、今後どうするかが議論されてきました。
長引く財政難の影響や島の過疎化に伴っての診察者の減少などなど、その存続が心配されていましたが、
この度、4代目となる「済生丸」を新しく造ることが決まりました(山陽新聞)。
3代目は現在、広島県の島々を巡っており、3月には愛媛・香川・岡山県の島々にやって来ます(H23巡回計画)。
最高のエールを贈りたい。
※瀬戸内海巡回診療船「済生丸」