『せとうち暮らしvol.09』で取り上げている小豆島(しょうどしま)の水車。
8月、水車を探して小豆島を歩きました。
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すでになくなってしまった水車小屋の痕跡を後にして、次に向かったのはFacebookに水車の写真が掲載されていた場所。
同じく殿川(とのがわ)の流域です。
舗装されていない川沿いの道を進み、それらしい場所にたどりつきました。
しかしその場所には藪。
仕方なく草木をかき分けながら水車を探します。
すると、錆びた鉄が見えてきました。
ひたすら藪を刈り、現れたのは鉄製の水車の輪。
割れていますが、本来の直径は2.7mにもなります。
周囲には石組みで水路も整備されています。
左側の木の構造物は、水車の軸を固定するためのものでしょう。