瀬戸内国際芸術祭・秋に来たら、ぜひ、食べてほしいものがあります。
それは、〈島スープ〉。作っているのは、
食とアートの融合をめざすアーティスト、EAT&ART TAROさんです。
TAROさんは、島に滞在し、島の風景を見て、
島の人と話して、聞いたことや出会ったことをスープにします。
「島とアート」が特集の「せとうち暮らし11号」で取材させて頂いたときには、
「島スープは、僕が島と仲良くなれたきっかけが詰まったスープなんです」と話してくれました。
TAROさんは、芸術祭の会期中、ずっと島に滞在します。
毎日スープを作り、スープを食べに来てくれた人たちに、
島スープの説明をしてくれます。そして、芸術祭のパスポートを持っている人には、
一人ひとりハンコを押してくれます。
春は沙弥島で「千年スープ」、
夏は伊吹島で「副産物スープ」と名付けたスープをそれぞれ作ってきたTAROさん。
秋は、本島に登場です。
気になるスープの名前は、「結びのスープ」。
そしてもうひとつ、今度のスープは味噌仕立てだと教えてくれました。
『結び』という言葉にTAROさんが込めた想い。そしてなぜ味噌を使ったのか。
それはぜひ、本島でTAROさんご本人に聞いてみてくださいね。