現在発売中の『せとうち暮らしvol.09』では、かつてあった小豆島(しょうどしま)の水車を取り上げています。
この記事の取材のため、8月、小豆島で水車の跡を探しました。
小豆島最長の伝法川(でんぽうがわ)・殿川(とのがわ)。
ふたつの川沿いには、昭和30年ころまで60基近い水車がありましたが、使われなくなった今、水車が残っているかどうかわかりませんでした。
Facebookなどで集めた情報を頼りに殿川沿いを歩き、近所の方にお話しを聞かせていただきました。
そして、2年ほど前まで水車があったという場所を教えてもらいました。
その場所は川沿いの茂みでした(写真中央)。
茂みの中をよく見ると、四角い石が見つかりました。
建物の基礎でしょうか。
さらに、石臼を発見。
小豆島では水車の動力で石臼を回していました。
ここに水車小屋があったのは間違いなさそうです。