風向さんのカタマランヨットで牛の島・小豊島へ。

梅雨入りして低い雲に空が隠れる日々ですが、かろうじて雨粒が落ちてこない朝、高松港マリーナに向かいました。

風向さんのカタマランヨットで小豊島(おでしま)に行くためです。

この日、一緒に小豊島を目指したのは、デザイナーの坂口祐さんと大池翼さん、醤油ソムリエール・オリーブオイルソムリエの黒島慶子さん、それにカタマラン初乗船の田村さんと松下さんです。

中山キャプテンの指示に従い、桟橋を渡って乗船。ライフジャケットを着用し、海に落ちても「泳がない」「2時間待てばどこかの海岸に漂着する」といった重要なアドバイスをいただきます。

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(写真:大池翼)

 

出航するとすぐに女木島(めぎじま)が見えてきます。

ぼうっと浮かび上がる幻想的な島影を楽しめるのも、こんな天気ならでは。

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船上は思ったより静かで、やわらかな波の音を背景に会話も弾みます。

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男木島(おぎじま)、豊島(てしま)を通り過ぎると、小豊島が少しづつ近づいてきます。

小豊島は人口10人前後に対して牛が数百頭もいる島。オリーブ牛も多数飼育されているとのこと。

島に見える白い屋根の建物は牛舎です。

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上陸してそばにある船には牛のマーク。せとうち暮らしvol.08「フォトジェニックな船たち」で紹介した牛を運ぶ船です。

牛船

 

港近くにはたこつぼが置いてあります。

いくつかある陶器製のたこつぼは宇多津町鍋谷でつくられたものではなさそう。形が少し異なります。どこから仕入れたたこつぼなのでしょう?

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小豊島の方にお話をうかがいながら、集落を抜けて山道を進みます。

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(写真:坂口祐)

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(写真:大池翼)

 

しばらく山道を歩くと、広く白い砂浜にたどりつきます。ここでのランチが今回の目的のひとつ。

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(写真:大池翼)

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島の東端まで行くと牛の鳴き声が聞こえてきます。建ち並ぶ牛舎には黒い牛たちが。

牛舎越しには小豆島(しょうどしま)、来た道を西に引き返すと豊島が見えます。

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(写真:坂口祐)

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小豊島を歩いているうちに太陽も出てきて梅雨とは思えない青空に。

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(写真:坂口祐)

 

港の近くにある荒神さん。毎年7月の祭りには拝殿に大人がさい銭を投げ入れ、そのさい銭を子どもたちが拾っていたそう。

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(写真:坂口祐)

 

港に戻るとカタマランヨットに日除けを出してくれていました。

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乗船して高松港に戻ります。

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(写真:大池翼)

同じ日の同じ航路にもかかわらず、雲の量が変わるだけで海の色も島の色もまったく違ってきます。くっきりとした景色を眺めながらの船旅ももちろん気持ちいいです。

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(写真:坂口祐)

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(写真:大池翼)

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今回は、風向さんのカタマランヨットのおかげで島への移動も普段のフェリーとは違う楽しみ方ができました。

船内にテーブルやキッチン、トイレ、ベッドなども備えているので、多少の雨でも快適に過ごせそうです。

風向さんのサービスは誰でも利用できるので、カタマランヨットを体験してみたい方はぜひ。

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