『せとうち暮らしvol.09』で取り上げている小豆島(しょうどしま)の水車。
8月、水車を探して小豆島を歩きました。
前回までの記事はこちら。
次に向かったのは、割れた水車から少し上流の地点。
このあたりに水車があったことを記憶している小豆島の方に案内してもらいました。
道路から坂を下って殿川(とのがわ)沿いに出たとたん、目に飛び込んできたのは大きな水車。
からまったツタを払い、直径を測ってみるとなんと3.9mもあります。
大きいはずです。
水車の横には小屋があり、小屋の中には石臼などがありました。
水車の回転を動力として、石臼を回して小麦粉をつくっていたのです。
水車が停止する昭和30年代まで、殿川・伝法川(でんぽうがわ)流域は小麦粉の生産地でした。
この小麦粉の行く先は『せとうち暮らしvol.09』で触れているので、ぜひご覧ください。