- 面積 0.16k㎡
- 周囲 1.4km
- 標高 28m
- 人口 89人 (H22.10)
- 学校数 2校
- 飲食店 3軒
- 宿 3軒
- 窓口 坂出市観光協会
バスとエレベーターを乗り継いで島へ行く。
瀬戸大橋の橋脚がかかる岩黒島。この島へ行く定期船はありません。ではどうやって行けば?答えは、なんとバスとエレベーター。バスで瀬戸大橋を渡り、橋の上にあるバス停で降ります。海面からの高さは60m以上。ここからはエレベーターで地上へ向かいます。
地上に降り立つと、周りを海に囲まれたのどかな島の風景に視界が一変。岩黒島は30分あれば一周できる小さな島ですが、おいしい魚料理を食べられる民宿が3軒もあります。島でおいしい魚を食べたいけど、船酔いが苦手で・・・、という人には岩黒島がおすすめです。
JR坂出駅からバスで約50分(与島で乗り換え)
JR児島駅からバスで約25分
琴参バス ☎ 0877-22-9191 / 下津井電鉄 ☎ 086-231-4331
時刻表はこちら
島内交通:徒歩のみ
おすすめスポット
〈食べる・泊まる〉
現役漁師の民宿ランチには、朝獲れた魚が登場することも。
瀬戸大橋と海を眺めながら食事できる最高のロケーション。
住所:坂出市岩黒215-1 ☎ :0877-43-0356
営業時間:11時30分~14時
昼食 3000円~(4名~)、5000円~(2~3名)
※3日前までに要予約、時間相談可。
宿泊:1泊2食付 8000円~(消費税) ※3日前までに要予約
水揚げされたばかりの新鮮な魚介コースが味わえる。
部屋の壁には建設中の瀬戸大橋の写真がズラリ。
住所:坂出市岩黒79-2 ☎ :0877-43-0425
営業時間:11時30分~15時 昼食 おすすめコース5000円(+消費税)
※1週間前までに要予約、時間相談可
宿泊:1泊2食付 10000円(おすすめコース +消費税)
※1週間前までに要予約
メバル、カワハギ、タナゴにヒラメ・・・
旬の瀬戸内の魚がお頭付で出てくる満足ランチが楽しめる。
☎ :0877-43-0323
営業時間:11時30分~15時 昼食 3000円(2人~)
※1週間前までに要予約、時間相談可
宿泊:1泊2食付 8000円~ ※1週間前までに要予約
〈 見る 〉
海の上を走る電車を上から見ることのできる、めずらしいスポット。
バス停そばの階段を降りた場所で電車を待ってみよう。
強風に注意。
瀬戸大橋と島を垂直に移動する。
ガラス張りなので島と海を見ながら昇降できる。
もちろん無料。
瀬戸大橋と島をつなぐ島の人専用の車道。
真下から見ると円がいくつも重なっているよう。
幾何学的な構造物が好きな人にはたまらない。
港の前にある漁業の神様。
えびすさんに供えられたサンゴは瀬戸内ならではの風景。
島の土でつくった赤い陶器の狛犬。表情や足先の表現が細かい。
石づくりの狛犬よりもスマート?
集落の真ん中にある古い井戸。
昔は水をくむ人が集まるコミュニティスペースだった。
ここで井戸端会議が開催されていた?
岩黒島では黒い閃緑岩(せんりょくがん)があちこちに。
この閃緑岩の砂粒で黒く見える砂浜。
黄色の花崗岩(かこうがん)に閃緑岩の塊が混じる崖は
ボルダリングのウォールのよう。
島旅メモ
船で島へ渡ることが日常の私たちにとって、岩黒島への上陸はすべてが非日常のイベントです。バスを降りた瀬戸大橋上では、眼下を走る電車を撮ろうとカメラを構えますが、海上のあまりの風の強さに危うくカメラを60メートル下の海へ落としそうに。
車専用道路の橋を横断するには車道の下のトンネルをくぐりますが、無機質なトンネルはかつて見た近未来の姿のようで冒険心をあおります。幾重にも重なった円形のループ道路を横目に乗り込むエレベーターの階数表示は「上」「下」のみ。押すボタンを迷います。降りたら降りたで、真下から見るループ道路の姿を写真に収めようと試行錯誤を繰り返します。バス停からここまでで1時間経過・・・。