- 面積 2.67k㎡
- 周囲 7.8km
- 標高 216m
- 人口 197人 (H22.4)
- 学校数 休校中
- 飲食店 3軒 店 3軒
- 民宿 1軒(通年)、2軒(夏期のみ)
- 公衆トイレ 3箇所
- 窓口 女木コミュニティセンター ☎ 087-873-0101
- 鬼ヶ島観光協会 ☎ 087-840-9055
船で20分で行ける鬼の島?!
高松港からフェリーで20分。「鬼ヶ島」の愛称で親しまれている女木島は、その名の通り“鬼”の島。島のあちこちで、愛嬌たっぷりの鬼たちが出迎えてくれます。女木港へ着いたら、港の案内所「おにの館」へ。島の地図をもらったら、まずは鬼の総大将にごあいさつを。島の山頂にある「鬼ヶ島大洞窟」は、島名の由来になった場所。鬼=瀬戸内海の海賊の根城跡と伝えられ、桃太郎伝説になぞらえて洞窟内を紹介しています。洞窟から港までは徒歩約30分。鬼の道標をたどりながら散策路を歩くと、春は桜が、秋は紅葉が楽しめます。お腹がすいたら、「鬼旬」や「鬼の台所」で島の味を楽しんで。鬼三昧な女木島歩き。あなたは何人の鬼に出会えますか?
高松港からフェリーで約20分 (片道370円)
雌雄島海運 ☎ 087-821-7912 時刻表はこちら
島内交通:徒歩、レンタサイクルもしくは洞窟行きバス。
レンタサイクルは「鬼ヶ島おにの館」で受付(1日200~500円)。
※島内は坂道が多いのでスピードの出し過ぎに注意。運転マナーを守って。
フェリーの運行時刻に合わせて、港から洞窟行きバスあり
(片道300円。毎週火曜、12~2月は休み)
おすすめスポット
〈食べる〉
島の案内所。船の切符販売やレンタサイクル、コインロッカーなど。
鬼の資料館や売店もあり、船の待ち時間に便利。
住所:高松市女木町15−22
☎ 087-873-0728
営業時間:8時20分~17時20分(食堂は10時30分~15時)
休み:無休(食堂は水曜、冬季)
島の人たちが集う島の食堂。
人気は自家製カレーの「赤鬼うどん」(400円)。
島食材を使ったメニューも。※休業中につき予約制にて営業
住所:高松市女木町62−1
営業時間:10時30分~14時45分
休み:水曜日
☎ 087-874-5557
その日に獲れた島の新鮮な魚介を使い、料亭仕込みの主人が腕を振るう。
おまかせランチは1000円、1500円の2種類(要予約)。
住所:高松市女木町149−1
☎ 087-873-0880
営業時間:11時30分~14時(夜は応相談)
休み:木曜、海開き期間中(7/10~8月下旬)
〈 見る 〉
広さ4000㎡、奥行き400mの洞窟内を、桃太郎伝説になぞらえて紹介。
夏はひんやり気持ちいい。
住所:高松市女木町2633
☎ 087-840-9055(鬼ヶ島観光協会)
営業時間:8時30分~17時
休み:無休
料金:一般500円、小・中学生250円
標高188mの山頂からは瀬戸内海が一望でき、
春は花見の名所としても知られる。
大洞窟から徒歩約10分。
海の神様を祀った島の守り神。
2年に1度開かれる夏の大祭では、
太鼓台ごと海へ飛び込む勇壮な姿が見られる。
「快水浴場百選」に選ばれた美しい白浜は、
毎年夏になると海の家が並び、海水浴客で賑わう。
キャンプ場も併設。
灯台へ続く道中は、約3000本の桜並木が美しく、
ウォーキングコースにもなっている。
女木港から約2㎞。
冬の季節風から家を守るため、
高く築かれた石垣のこと。
オーテの中は迷路のようで、
歩くだけでも楽しい。
〈 買う 〉
菓子パンやスナック、電池など、
島で唯一日用品が買える店。
時々、島で採れたトウモロコシやみかんの販売も。
住所:高松市女木町11
☎ 087-873-0203
営業時間:9時~16時
休み:土・日・祝日
大洞窟の入り口で半世紀営む昔懐かしい土産物屋。
きびだんご(100円)を頼むとお茶をサービスしてくれる。
住所:高松市女木町135
☎ 087-873-0772
営業時間:8時30分~17時ごろ
休み:不定休
〈泊まる〉
島で唯一、通年泊まれる宿。
目の前は白い砂浜、波の音で目覚める贅沢はプライスレス!要予約。
住所:高松市女木町453
☎ 087-873-0205
宿泊:素泊まり3675円~、1泊2食付7875円~
女木島海水浴場では、海水浴シーズンのみ海の家がオープン。
うどんやカレーなどの軽食の他、
手づくりのところてんや女木島名物にし貝のおでんなど、
それぞれ工夫を凝らしたメニューが楽しめる。
住所:高松市女木町235−5
☎ 087-873-0343
住所:高松市女木町235−15
☎ 087-851-6861
住所:高松市女木町453
☎ 090-2783-6298
島旅メモ
女木島の住吉神社では、2年に1度「住吉大祭」が行われます。明治時代に書かれた「若中規約」と呼ばれるオキテを頑に守り続ける男の祭り。祭具に女性が触れることは禁じられ、祭りに携わる家では、食事のお茶碗ですら母親から父親を介して受け取る徹底ぶり。人口200人足らずの静かな島が、この時ばかりは祭り一色に染まります。
祭りの主役は太鼓台。東組、中ノ組、西ノ組、西浦の4組で1つの太鼓台を担ぎ、「転がし」と呼ばれる力技で勇猛さを競います。この太鼓台に乗り、太鼓を鳴らし続けるのが「太鼓乗り」と呼ばれる少年たち。祭りの激しさに耐えうるよう手足に布団1枚分の真綿を巻き、一度太鼓台に乗れば、弱音を吐くわけにはいきません。太鼓台は垂直になるまで転がされ、クライマックスでは太鼓台ごと海へつっこむ場面さえあります。自分を信じて、相手を信じて、どこまで粘れるか。親から子へ、子から孫へと世代を越えて、島の男たちの心意気を伝える伝統の儀式なのです。