- 面積 1.34k㎡
- 周囲 5.0km
- 最高標高 213m
- 人口 188人(H25.2)
- 学校数 休校中 (2014年度春 男木小中学校再開予定)
- 飲食店 6店
- 店 1店
- 民宿 3軒
- 公衆トイレ 3箇所
- 窓口 男木コミュニティセンター ☎ 087-873-0002
- 男木地区コミュニティ協議会
迷えば迷うほど、新しい男木島に会える。
集落の中を坂道や石段が迷路のように広がる男木島は、歩く島です。坂道を登って降りて。路地で迷って行ったり来たり。高い石垣、急勾配の石段、家と家の隙間から見える海…。歩けば歩くほど、迷えば迷うほど、新しい風景に会える島です。島一番のビュースポットは豊玉姫神社。参道に続く階段で振り返ると男木島ならではの風景が待っています。港から男木島灯台までは歩いて約30分。正面から見る灯台もいいですが、オススメはぐるりと回って砂浜から眺める灯台。隣接する灯台資料館には男木島の歴史や暮らしについての展示も。島の食なら、やっぱりタコ。タコ飯やタコの天ぷら、お好み焼きなど、島内のお店や民宿で食べることができます。
おすすめスポット
〈食べる〉
おばちゃんが一人できりもりする、港前の小さなお好み焼き屋。
タコが入った「地ダコ玉焼」がオススメ。
住所:高松市男木町男木港前
☎ 090-3786-0601
営業時間:10時~17時
定休日:不定休
魚料理や男木島のおかず味噌「醤(ひしお)」がのった
「ひしおぶっかけうどん」が人気(2日前に要予約)。宿泊もできる。
住所:高松市男木町1925-2
☎ 087-873-0703
営業時間:11時~17時 定休日:水曜
※宿泊:1泊2食付8000円、1泊2食付おまかせ6000円
讃岐の花嫁菓子おいりを使ったデザート、
香川のお雑煮「白みそあん餅雑煮」が楽しめる古民家カフェ。
住所:高松市男木町111
☎ 080-6285-4773
営業時間:水曜/11時~14時30分、土・日曜/9時30分~16時30分
休み:月・火・木・金曜
島のお母さんたちに愛用されているオンバをカスタマイズ。
彫刻家大島よしふみさんが主宰する工房。カフェも併設。
住所:高松市男木町216
〈 見る 〉
島の人から親しみをこめて、”玉姫さん”と呼ばれている。
島一番のビュースポット。
ぜひ、階段の途中で振り返って。
島を訪れた人たちを笑顔で迎えてくれる玉姫様の狛犬さん。
見ているだけで幸せな気持に。
豊玉姫を失った山幸彦 (海彦山彦伝説) を祭った神社。
社殿に続く参道には凛とした空気が漂う。
波の音も心地よい。
映画「喜びも悲しみも幾年月」 (昭和32年) のロケ地になった灯台。
隣接する資料館は元灯台職員住宅。
住所:高松市男木町1062-3
☎ 087-873-0001(男木出張所)
営業時間:9時~16時30分
営業日:1~6月/日曜・祝日のみ開館(その他の日予約可)、7・8月/無休、9〜12月/日曜・祝日のみ開館(その他の日予約可)
灯台から続く遊歩道周辺に、
1100万株ともいわれるかわいい水仙の花。
見頃は2月上旬から3月上旬。
〈 買う 〉
瀬戸内国際芸術祭2010のアート作品として誕生。
島のお母さんたちが交代でお店番。
お土産や乗船券を販売。
住所:高松市男木町1986
☎ 087-873-0006
営業時間:6時30分~17時
休み:無休
港のすぐそばにある、島のお母さんたちが毎日の買い物に利用する店。
日用品、飲み物やお菓子などを販売。
住所:高松市男木町129-3
☎ 087-873-0503
営業時間:9時~16時
休み:土・日・祝日
〈泊まる〉
たこ壷漁師さんが営む民宿。島の親戚の家に泊まりにきたような温かな雰囲気。
人気は「さくら色のたこ飯」。
住所:高松市男木町1番地
☎ 090-7625-3159
宿泊:1泊2食付6000円~(消費税別)
※食事のみの利用可 (要予約)
お坊さんたちの修行の場として創建された道場を、島出身のご夫婦が再興。
宿坊があり、泊まることができる。
住所:高松市男木町1881
☎ 087-840-9612
宿泊:お布施として1人2000円 (素泊まり)
島の家庭に宿泊し、家族と同じように生活する民泊。
漁師さんや農家さんが試験的に取り組んでいます。
詳細は男木コミュニティセンターへお問い合わせ下さい。
男木コミュニティセンター ☎ 087-873-0002
島旅メモ
何度か男木島を訪れている間に気づいたことがあります。島のお母さんたちとすれ違う時、「こんにちは」とごく自然に自分から挨拶していました。男木島の道は細道です。だから、誰かとすれ違う時はどちらともなく立ち止まり、道を譲り合います。「ありがとう」。言葉と一緒に笑顔も交わします。知らない間に男木島の道が、島の人たちとの距離を近づけてくれていたんですね。男木島が近づけてくれるのは、人と人の距離だけではありません。フェリーから見る集落の風景、豊玉姫神社から眺める夕日、加茂神社の参道で聞く波の音…。訪れるたびに増えていく自分だけの島の思い出。一つ増えるたびに男木島との距離も近くなります。そういう出会いを繰り返しているうちに、いつの間にか「今日、男木島に行く」が、「今日、男木島に会いに行く」に変わる。もしあなたにそんな変化が訪れたら、それはきっと男木島のことが好きになったということだと思います。