2009年9月12日(土)曇りのち雨
JR高松駅より8分ほど歩いた場所にある高松港より、フェリー「めおん」で約40分。
男木島というこじんまりとした島へ、写真遠足へ行ってきました。
お天気の崩れが心配される中、せとうち写真部は、
のんびりとしたペースで、それぞれのカメラを手に、島をぐるりとお散歩してきました。
11チャンネル「せとうち写真部」の趣旨は、
「まずは写真を気軽に楽しむところから始めよう!」
デジタル一眼レフ・フィルム一眼レフもあれば、フィルム中判カメラでの参加者もあり。
気軽な気持ちではコンパクトデジカメ、さらに携帯電話のカメラも!
フェリー乗り場では、何と映画「めおん」のロケ準備中に遭遇し、
全国でも島の良さを見直されているのだなぁ、と感じる場面もありました。
午前中に島の北部を主に巡りました。
多くの自然に囲まれて、畑仕事を行っている島の人たちとあいさつをかわしつつ、
「遠足だから」とおやつをいただきつつ、シャッターを切りながら、
島の最北端に立つ男木島灯台を目指しました。
この男木島灯台は映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台になったところです。
小西さんよりこの灯台についてのお話を聞きながら、写真を撮っていました。
海にはたくさんのタンカーや船が行き交い、大きなタンカーが来る度に歓声があがっていました。
また、この灯台から少し歩いた場所には、有名な水仙郷がありますが、
さらに季節によっては、秘密の紫陽花が咲き誇る場所があるそうです。
そんな、島のお話を聞くことができるのも、遠足の醍醐味。
雨雲が迫ってきたので、島の中心部へ戻り、
雨宿りをしながら、お食事所「円(まどか)」で地魚定食をいただきました。
食事にもやっぱりカメラを構える、皆さんです。
![写真遠足男木島05](https://setouchikurashi.jp/wproot/wp-content/uploads/05-1.jpg)
食後、雨の中、少しだけでも島の集落を見学しようということに。
段々畑のように密集する民家の間の石段を歩きながら、島の中心部「豊玉姫神社」へ。
迷路のような道は、時々「道かな?」と思って進んだら民家の入り口だったり。
雨の中、豊玉姫神社から見下ろす島と海は、意外に高いところにあり、
晴れていたらもっときれいだったろうと思いました。
しかし「雨ならではのシーンに遭遇する」という、貴重な体験をすることができ、
なかなか撮れないショットを写真に収めることができたと思います。
雨が非常に強くなってきたので、早めのフェリーで一路高松へ戻ることに。
しかし帰りのフェリーの中では、皆さん今日の感想を話し合ったり、
デジタルカメラで撮影していた人たちは画像をチェックして、旅を振り返ったりしていました。
また、写真やカメラについての様々な情報交換を、それぞれ行っていました。